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ドイツ語と英語の単語が似ていて紛らわしい? 語尾ルールとアクセントを整理して暗記効率UP

目次

英語力をベースにとドイツ語語彙力を伸ばす最強テク : そっくり単語83語とアクセントの法則

英語とドイツ語を両方学んでいると、見た目も意味もほぼ同じ単語が大量に存在します。特にラテン語・ギリシャ語由来の語彙は、両言語で驚くほど共通しています。両言語でスペルが若干違うだけなのですが、これが紛らわしいですよね。でも、スペルの違いの傾向を知ることで、学習効率を一気に上げられます。

この記事では、英語とドイツ語でほぼ同じ形をしている「鉄板80語」をもとに、語彙を増やすだけでなく、発音の重要ポイントであるアクセント(強勢)の規則、複数形のパターンも一緒に整理します。英語の知識をベースにして、ドイツ語の語彙力も上げることが最大の狙いです。

英語とドイツ語の多くは語源が同じ⁉

英語とドイツ語はどちらもゲルマン語派です。現代の語彙の中でも学術語・専門語の多くはラテン語やギリシャ語から入ってきています。そのため、以下のように英語とドイツ語で、単語の見た目が非常に似ているものが多く存在します。

  • 英語:democracy ⇔ ドイツ語:Demokratie
  • 英語:strategy ⇔ ドイツ語:Strategie
  • 英語:information ⇔ ドイツ語:Information

※ アクセントを太字でしましました。

スペルが若干違う場合があり、且つ、アクセントの位置が異なるのが厄介です。アクセントを間違えて発音すると、ネイティブにはまるで通じない、という事があります。

ですが、こういった単語は、ニュース、ビジネス、政治、学術などで頻繁に出てくるため、覚えて使えるようになると格好いいですね。

違いのパターンを掴んで、効率的に覚える!

単語暗記を苦行にしてしまう最大の原因は、単語を一語ずつバラバラに覚えようとすることです。しかし、英語・ドイツ語の共通語彙には、規則性があります。これらの単語をこの規則毎にグループ化できます。

  • 語尾が同じように変化
  • アクセントの位置にパターンがある
  • ドイツ語の名詞の場合、複数形の語尾も同じように変化
  • ドイツ語の名詞の場合、性が一致

このパターンに注目することで、単語量が芋づる式に増えます。

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ドイツ語・英語のそっくり単語リスト

それでは、具体的に、英語とドイツ語で似た単語を、パターンごとに見ていきましょう。
 ※ 以下のリストでは、アクセントのあるシラブル(音節)を太字で示しています。

パターン1:-tion/-sion → -tion/-sion

これらの名詞は英語、ドイツ語でほぼ同じスペルです。但し、英語での”c”は、ドイツ語で”k”となります。

  • ドイツ語では、アクセントは”tion”の”o”に位置する
  • ドイツ語での複数形は語尾に”-en”が付く。例:(Informationen)
  • ドイツ語では、全てが女性名詞
英語ドイツ語
informationInformation
situationSituation
organizationOrganisation
communicationKommunikation
educationEdukation
productionProduktion
operationOperation
revolutionRevolution
solutionSolution
definitionDefinition
traditionTradition
discussionDiskussion
conclusionKonklusion

パターン2:-ity → -ität

これらは、ドイツ語と英語で意味もほぼ一致しています。抽象名詞が多く、議論や説明文で非常に役立ちます。

  • ドイツ語では、アクセントは”tät”の”ä”に位置する
  • ドイツ語での複数形は語尾に”-en”が付く。例:(Universitäten)
  • ドイツ語では、全てが女性名詞
英語ドイツ語
universityUniversität
activityAktivität
qualityQualität
realityRealität
creativityKreativität
productivityProduktivität
flexibilityFlexibilität
stabilityStabilität
mobilityMobilität

パターン3:-ive → -iv

これらの形容詞もニュースやビジネス会話で頻繁に出てきますね。

  • ドイツ語では、アクセントは”iv”の”i”に位置する
英語ドイツ語
activeaktiv
passivepastiv
positivepositiv
negativenegativ
effectiveeffektiv
attractiveattraktiv
alternativealternativ
objectiveobjektiv
subjectivesubjektiv

パターン4:-ical → -isch で形容詞が量産できる

これらの形容詞は、日常的な会話でも頻出です。

  • 英語とドイツ語でアクセントの位置が一致する
  • ドイツ語では、アクセントは”isch”の前のシラブル(音節)に位置する
英語ドイツ語
politicalpolitisch
logicallogisch
practicalpraktisch
technicaltechnisch
typicaltypisch
criticalkritisch
historicalhistorisch
biologicalbiologisch
psychologicalpsychologisch

パターン5:-ance/-ence → -anz/-enz

抽象的な概念を示す語彙が多く、文章の理解力を底上げします。

  • ドイツ語では、アクセントは”anz/enz”の”a/e”に位置する
  • ドイツ語での複数形は語尾に”-en”が付く。例:(Konferenzen)
  • ドイツ語では、全てが女性名詞
英語ドイツ語
differenceDifferenz
distanceDistanz
conferenceKonferenz
competenceKompetenz
consequenceKonsequenz
existenceExistenz
intelligenceIntelligenz
toleranceToleranz
eleganceEleganz

パターン6:-y → -ie

  • ドイツ語では、アクセントは”ie”に位置する
  • ドイツ語での複数形は語尾に”-n”が付く。例:(Strategien)
  • ドイツ語では、全てが女性名詞
英語ドイツ語
strategyStrategie
democracyDemokratie
philosophyPhilosophie
energyEnergie
categoryKategorie
theoryTheorie
familyFamilie
colonyKolonie
companyKompanie
fantasyFantasie
allergyAllergie

パターン7:-logy → -logie

これらの名詞は、学術分野の名称や抽象的な概念です。

  • ドイツ語では、アクセントは”ie”に位置する
  • ドイツ語では、全てが女性名詞
biologyBiologie
geologyGeologie
psychologyPsychologie
sociologySoziologie
technologyTechnologie
ideologyIdeologie
methodologyMethodologie

パターン8:-ism → -ismus

  • ドイツ語では、アクセントは”ismus”の”i”に位置する
  • ドイツ語では、全てが男性名詞
英語ドイツ語
capitalismKapitalismus
socialismSozialismus
communismKommunismus
feminismFeminismus
racismRassismus
tourismTourismus
terrorismTerrorismus
optimismOptimismus
pessimismPessimismus

パターン9:-ist → -ist は「英語の語尾がドイツ語で整う」

これらは、ジャーナリストやテロリストなど、人を示す名詞ですね。

  • ドイツ語では、アクセントは”ist”の”i”に位置する
  • ドイツ語での複数形は語尾に”-en”が付く。例:(Optimisten)
  • ドイツ語では、全てが男性名詞
英語ドイツ語
touristTourist
journalistJournalist
specialistSpezialist
optimistOptimist
pessimist Pessimist
terroristTerrorist

まとめ

いかがでしたでしょうか。英語とドイツ語で似通っている単語は微妙にスペルが違っていて、覚えるのがややこしいですが、このようにパターン毎に特徴を見ていくことで、記憶し易くなります。パターン毎にグループ化してみると、スペルだけでなく、アクセントの位置や、名詞の性にも共通性があります。

これらの言葉は抽象的な概念も多く、ニュースなどを理解するのにも役に立つかと思います。是非ご活用ください。

また、単語力増強のための以下の記事も、宜しければ合わせてご覧ください。

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この記事を書いた人

脳科学や第二言語習得論の知見を元にした語学のコツを、主に発信しています。

◆英語:ビジネスレベル(シカゴ大学MBA)
◆ドイツ語:ビジネスレベル B2

ヨーロッパ型の文化的な語学スタイルに出会い、コツ(語学の理論)を意識することで、40代でも2年目でドイツ語B2に合格できました!

元々、理系で語学は苦手。でも、
◆ 語学を通して、可能性が広がること
◆ 語学が苦手だった私でもできたということ
◆ 語学の理論的コツがあること
を伝えたくて、発信しています。

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ヨーロッパ型のエンタメを通して学ぶスタイルに魅了されて、日本でもこちらのレッスンをご紹介しています。

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